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今回、私が焦点を当てたのは、奈良県高取町在住の家本さん。
60年間売薬をやっておられ長野や静岡を中心に旅商売をしておられていました。
家業としての売薬を始めるためには「ばんとう」に行き仕事を学んだり仕事をしていく上でのマナーを学ばなければなりません。
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売薬の商売を始めたのは戦後間もない頃で日本中、物がありませんでした。
売薬をして商売に出たくても売る良い薬がありません。薬の変わりに用いられたのが重曹でした。そして売薬をやっている上での大切な精神を教えていただきました。
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2年前、80歳でこの商売を引退されました。商売をしてる中で大切にしていたのはお客さんとの信用です。薬を預けてそれを使っていただかないと儲けが出ないからです。そして仲間とのつながり。旅先には同じような同業者がいました。その人たちとのつながりも大切にされていました。
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奈良県で薬が商売として発達したのは江戸時代の頃から。特産物として参勤交代でもっていったことが始まりでした。生まれてきてから人と薬は切手も切れない存在です。この伝統的な薬が代々伝わり続ければ良いな、と家本さんはおっしゃっていました。